アップリケ

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ご存知のようにアップリケは布地のうえに切り抜いた別の布をとめつける手法です。ハワイアンキルトでは、アップリケの針仕事がとても大切で、パターンの魅力を左右しますから丁寧にするし、時間もかけます。それでも、全部がよできることはありません。救いはキルティングでいくらかカバーして、目立たなくします。先日、本物のタヒチアンキルトのアップリケの手ほどきを受けて、美しく、繊細なラインがだせることをしりました。それには、布のえらびかた、布目の扱いは慎重にする、切り込み位置に注意など、なるほどと思うことがあって目からうろこ、でした。キルティングをしない伝統的なタヒチのティファイファイはハワイアン キルトとは違って勝負はアップリケ!!この写真ははじめて仕上げたわたしのティファイファイです。パターンはタヒチアンハイビスカスで、デザインはロクサーヌです。

レリーフの壁

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いままで気がつかなかったのですが、ホノルル空港の
壁の一部にレリーフのタイルが使われていて、その
モチーフがパンノキや骨のつり針、タパ模様や波など
ハワイの特徴を生かしています。なんだかほっとする
気持ちになりました。出発待合室25あたりの通路の
壁です。ほかの場所にもあるかもしれませんね。

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HONU かめのバッグ

A4サイズを入れるのに丁度よいバッグを作りました。
パターンはかめ、HONUです。
ハワイの島では、思いがけない時にかめと出会います。
海岸を歩いていると、ちょっと向こうに大きな石がある、
何か?と近ずくとかめさんが眠っていました。
オアフ島ではホテルの上階のラナイから海を見ていると
海面のあちこちで波立つ様子が人の泳いでいるのと
違います。しばらくしてそれがかめ達だとわかりました。
まるで仲間達と遊んでいるようだした。
朝、昼、晩に食事をするのではなく海藻があるところ
で、好きなときにたべる、そんな自由でマイペースな
くらしに魅かれるものがあります。そんなことを思い
ながら、夜の海を泳ぐかめのパターンをつくりました。

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さくら

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昨年の2月、シャロン バライさんのいらしゃる
クラブのハワイアン キルトの作品展がハワイ島の
ワイメアでありました。
 当日は横殴りの風と雨で、とても寒くて
ここがハワイ?と疑うほどでした。だんろで燃やす
薪のにおいが煙突から、街道に流れて鼻をくすぐります。
ふと見ると、花はあまり咲いてはいないけれど、木の肌は
桜と思える木がありました。それに、ワイメアの街道沿いにも
同じように見える木が並んでいるところがありました。
強風に耐えているのか、みんな斜めにかしいでいます。
まだ若い木なんでしょう、しなやかさで横殴りの風を
かわしているようにおもえました。花はピンクで一重。
キルトショウで見たシャロンさんのデザインの桜は
満開の桜でした。
 

 

tulip

先週からハワイアンキルトを始めた方からいただいた
チューリップです。

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固い蕾のときは葉っぱと同じグリーンで、
先だけが小さく赤でしたが
グリーンが黄色になり、赤いところがおおくなり、
はなびらのまわりがのこぎりの
刃のようにギザギザになってゆく様子は、フシギでした。
チューリップは大好きで、いくつかパターンをデザインしました。
早春になると壁にかけて眺めます。
タイトルは 《春うらら》 です。

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Thimbleは不可欠!

Thimbleをはめると、さあキルティングを始めるぞ
という体勢ができます。わたしの場合、Two Thimbleで
右手は中指、左手は人差し指にはめます。どちらも金属製です。
素材もかたちもいろいろあるので自分にあうものをみつけると
気持ちよく手がうごきます。金属製でもいつかテッペンに
小さな穴があいてしまうので、お気に入りでも引退してもらいます。
そんなThimbleもわたしの歴史ですから、大切にしまってあります。
何年かまえ、アンティックやで見つけた真鍮製のThimbleは
黒ずんでいて風格さえかんじます。サイズはあうけれど未使用。
道具は体の一部になりかわるので慎重にえらんで、大事に使いましょう。

ちょっと書き忘れたこと。それは、鋏は絶対に落下させてはいけません!
ねじがゆるんだり、刃もこぼれます。

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次のキルト

大型の作品が完成した後は気がぬけて、
休息状態がおとずれますが、
そんな空白の時間もよいものです。
ボーっとして、針やはさみやフープやをきちんと
整理したり、好きな推理小説をよんだり
気ままにすごします。
そんな日が1.2週間もあると、
いつのまにか
次のキルトのデザインのことを
思うようになっているのです。
アレレ・・・・・・です。

クリスマスローズ

春になりましたね。ちいさな庭で
いちばん初めに咲くいたのはクリスマスローズ
茂った緑のなかで下むきに花びらがひらきました。
しぶいあかむらさきのはなは、
とてもしっかり立っています。
そういえば2,3年まえにそんな様子を
スケッチして、かべかけとクッションのパターンを
つくりました。

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鋏は切れるものを持つ

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切れない鋏で切る仕事するのはくたびれます。
たいていは無理の連続になります。
ハワイアンキルトは布を8枚に折りたたんで、
一度に切るので刃の先まで自分の意思が伝えられる大き目の鋏が必要です。
紙切り用、糸きり用、刃先の鋭い小鋏などがあると、
仕事がなめらかにすすみます。きれいにカットされたパターン布ならば、
アップリケもそれなりの効果があります。