手の平くらいの大きさなので
少しの時間でできるのが嬉しいし
作っているときはウキウキした気分になります
ちいさな空間に飾ったり、額にいれたり
結構クリスマスシーズンを楽しめます
箸置き
富岡憲吉記念館に展示された優雅な[花]の
文字をみてはっとしました。わたしのもっている
たったひとつの彼の作品、箸置きとおなじ書体だったのです。
しだ、ていかかずら、あざみ、ざくろなど
花をテーマにした傑作がたくさんあります。
庭のまんなかに立派なていかかずらの木があり
鞘形の実が下がっていました。
芙蓉
白芙蓉の花がてっぺんにひとつ咲いていて
下の葉は黄ばんでいる姿がきれいでした。
場所はかねがね訪ねたいと思っていた、
奈良の富本憲吉記念館の庭。
芙蓉は花も葉も蕾もハワイアンキルトの
モチーフになるので
いくつかパターンを製作しました。
この写真は、TIFAITIFAIの芙蓉で
私の近作です。
赤い茄子?
1メートルの長い枝先のミニトマトのような丸い実は
実は茄子だそうです。オレンジ色も混じって
とてもきれいなので、キルトと同じ壁に下げました。
かわいい茄子を見ながら、オタンコナスや
ボケナスにはならないように・・・・・!
キルトはセイロンベンケイソウをデザインしたもので、
数年まえに製作しました。
ポインセチア
千葉のブルーメン・ガルテン育ちのポインセチアは
とても丈夫で、昨年の12月から猛暑の夏を越して
いま、黄色の花芽をつけるために頑張っています。
途中の枝つめがうまくできませんでしたが、
それでも小さな新しい葉がでてきました。花がつけば
周りの葉があかくなるというので世話をしています。
額のポインセチアは千趣会のためにデザインしたものの
オリジナルです。ただいま千趣会でキットを販売中です。
ジャコランタン
先日、福生市のTABASAというちいさくて
チャーミングなお店行きました。
パンプキンのオレンジ色がいっぱいで
ところせましとハローイングッズが並んでいました。
ハローインの経験がまったくない私でも何となく
遊びたくなってしまい、気の弱そうなジャコランタンと
こうもりのシャドーキルトを、ちょこっと作ってみました。
ピカピカのきれいなかぼちゃも見つけたので
いっしょに飾っています。
雨の日は布を切らない
普通、ハワイアンキルトのパターン布は
8枚に重ねて、いっぺんにきります。
難しいカーブも滑らかにすっぱと切れると
それは幸先よいスタートの気分です。
でも、昨日はうまくいきませんでした。
はさみも新品で、丁寧にピンも打ったのに
切れ味が重く渋いのです。いつもより力も
必要でした。
キルト2枚分のパターンを切り終えて
全体をよく見ると、ミスしたところが数箇所。
うまくいかなかった原因のひとつは、5日間も
降りつずく雨の湿気を布が吸ってかさばって
しまったこと。湿度計は85%!
でも、散らばった切りくずがはからずもトリコロール
になていたことです。
赤い色
畑から刈り取った赤い唐辛子の小枝をいただくと
その鮮明な自然の赤に刺激をうけて、なぜか私は
クリスマスのためのオーナメントを用意したくな
ります。今年は小さなアヒルのぬいぐるみと、小
さなシャドーキルトを何枚かつないで一連にする
スタイルにしました。
変化の少ないおとなの暮らしでもアクセントに
なるので楽しめます。
エリザベス ルートさんのデザイン
わたしはきれいなプリントの紙ナフキンを見ると
思わず買ってしまうので、惜しくて使えないものが
引き出しにたまります。
先日、下から現れたのがこれで、1995年に発売されたものです。
カーネーション、ブレッドフルーツ、アフリカンチューリップ、
プルメリアなどフルサイズのデザインのミニチュアです。
ハワイアンキルトを始めたころは、
ルートさんのデザインで勉強をしましたので、
お会いしたことはありませんが、とても感謝しています。
涼風にあわせて
秋のバッグには温かみがあってソフトな布地が
ふさわしいと思って、そのような布地を選びましたが、
アップリケに手間取りました。
織糸が太い分、たてまつりがうまくゆかないで
微妙なラインも無理で、ぶっきらぼうな仕上がりになりました。
モチーフはマイレのレイの一部で
大きさはデパートの紙袋の中位です。
同じモチーフで仕立てた夏用のバッグは、
爽やかな色と布地で、フープや製作中の作品が入る大型。
次の初夏がたのしみです。